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軍隊
周辺諸国との軍事的緊張関係には無いものの、国土が広大なこともあり南アメリカで最大規模の軍事力をもつ。陸軍、海軍、空軍と軍警察が存在する。軍事政権期核開発計画を進めていたが、1988年放棄を宣言。1990年代まで軍政下にあった事もあり、現在もそれなりの存在感を持つものの、その影響力は比べ物にならないほど小さいものとなっている。なお、第二次世界大戦に連合軍として参戦した際には、陸軍がヨーロッパ戦線へ派遣されている。近年は国連のPKOに積極的に派遣されている。
また、各種軍用機や軍用車両の国産化が進んでおり、特に軍用機は南アメリカの周辺国のみならず、ヨーロッパや中東諸国、オセアニアにも輸出されている。
経済
工業
[編集] GNP世界第9位
安価な労働力と豊富な天然資源により、ブラジルは2004年度の国民総生産(GNP)で世界第9位に位置し、南半球および南アメリカの国家における最大の経済規模を有する。第二次世界大戦後の1950年代以降急速な経済発展を遂げ、1960年代後半から、毎年10%を超える成長率を見せ、ブラジルブーム(安い人件費で腕の良い熟練の労働者が得られる、豊かな資源がある)となる。 |
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これによりアメリカやヨーロッパ、日本などの先進工業国からの直接投資による現地生産や合弁企業の設立も急増し、自動車生産や造船、製鉄では常に世界のトップ10を占める程の工業国となったが、1950年代後半に当時のジュセリーノ・クビチェック大統領の号令下でスタートした首都ブラジリア建設の負担や、1970年代初頭のオイル・ショックなどで経済が破綻した。
これらの結果1970年代後半には経済が低迷し、同時に深刻な高インフレに悩まされるようになり、これ以降、1980年代にかけてクライスラーや石川島播磨など多数の外国企業が引き上げてしまう。また先進国からの負債も増大した。
ペトロブラスは、元々ブラジル国営企業として成り立っていたが民営化プロセスに成功、その後企業は急拡大し、カナダのオイルメジャーを買収。欧米のオイルメジャーと張り合える存在となっている。ペトロブラスには、深海での石油開発能力、技術力において他メジャーよりも先行しており、未開発な箇所が多い深海油田をめぐり優位な立場で開発をおこなうと見られる。他、サトウキビ栽培によるエタノール生産では2007年現在唯一、内需より生産量に余裕があり、輸出を行える状況にある。世界としてのエタノール市場において、ブラジルが占める割合は7割以上に達する。エネルギー資源の確保について世界的に問題が深刻化するであろう今後にとって、ブラジルのエネルギー市場での存在感が2000年代初頭より、急激に大きくなっている。
BRICsの一角
1990年代に入ってからはインフレも安定し、カルドーゾ政権下では安定成長を遂げ、現在ではロシア・中華人民共和国・インドと並んで「BRICs」と呼ばれる新興経済国群の一角に挙げられるまでに経済状態が復活した。重工業、中でも航空産業が盛んで、1969年に設立された国策会社のエンブラエルは現在、小型ジェット機市場の半分近いシェアを誇り、一大市場である欧米諸国をはじめとする世界各国へ輸出されているなど、その技術力は高い評価を得ている。
しかしながら、公衆衛生、教育などの公共サービスの水準は先進諸国に比べ低く、経済状態の復活を受け、近年急速に改善されつつあるもののいまだに貧富の格差が大きい状態や、沿岸部と大陸内部の経済的な地域格差は未だに改善されておらず、早急な改善が期待されている。
また、GDPに於ける税の割合は30%を超えており、BRICs諸国で突出している。これは、貧困層への援助(食糧配給)のために課税が行われているが、高い税率に嫌気がさしている富裕層からは現政権に対して不満の声があがり始めている。しかし、医療や福祉・教育水準の改善、地方への生活インフラの整備が着実に進んでおり、大統領の支持率は高い。
発電方法
ブラジルは水資源が豊富なので、水力発電が占める割合は大きい。
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